概要
大学の研究者やものづくり系企業の技術者の方に対し、研究開発の内容を的確かつ効果的に説明するCGアニメーションを作成します。言葉や静止画のプレゼンテーションスライドではイメージがなかなか湧かない研究開発の内容を、効果的に伝えることができます。
利用例
大学の研究者やものづくり系企業の技術者の方に対し、研究開発の内容を的確かつ効果的に説明するCGアニメーションを作成します。言葉や静止画のプレゼンテーションスライドではイメージがなかなか湧かない研究開発の内容を、効果的に伝えることができます。
情報があふれる展示会では、まず自社ブースの前で、お客様に足を止めてもらうことが重要です。1〜3分程度で簡潔に紹介できる映像があれば、その後の製品・技術紹介や商談へと話がつながりやすくなります。
制作者
弊社のCG制作サービスの最大の特徴は、研究に関して基礎知識を持った制作者が、研究者と同じ視点を持ちながら、制作を進めていくことにあります。その実績として、例えば、これまでに数百のカバーピクチャーの制作を行ってきました。代表の辻野が研究者と打ち合わせをしつつ、的確にディレクションをしながら制作を進めていきます。
映像時間
プレゼンテーション | 30秒 〜 1分 程度* |
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展示会用のプロモーションビデオ | 1分 〜 3分 |
* それ以上の長さになる場合は、テーマごとに分けて、スライドの中に順次挿入していくのがおすすめです。
事例紹介
* 画面をクリックすると動画が再生されます。
多くの生物にとって重要な骨の代謝について、細胞レベル、分子レベルで解説した映像です。骨代謝には、骨芽細胞や破骨細胞といった複数種の細胞がそれぞれ役割分担をしながら密接に連携し、古くなった無機物質アパタイトの分解、そして、そこにコラーゲンの構築を行っていきます。さらにそこにアパタイトが再構築されていきますが、その過程を分子レベルで解説しています。骨代謝の一般的な話から入り、徐々に研究対象である材料学的な視点に移っていく映像になっており、研究のイントロダクションとして利用する目的で作成しました。
名前 : 中野 貴由 様 (大阪大学大学院 工学研究科 教授)
所属 : 大阪大学大学院 工学研究科 マテリアル生産科学専攻 材料機能化 プロセス工学講座 生体材料学領域
用意するものは、研究紹介の資料のみ。できるだけ分子の形や動きのわかる資料をご用意ください。 もし明確なイメージがあればイラストのラフを用意しておくと制作がスムーズに進みます。 |
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用意いただいた資料を元に、担当者と打ち合わせ。 その中で、分子の形や動き、モデルなど映像化に必要な情報を共有します。もし明確なイメージがない場合でも、 資料を元にディスカッションする中で、適した映像をご提案します。 |
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静止画数枚を元に、イメージとのすり合わせを行います。実際に3Dの画像になると、これまで気付かなかった新たな課題が見つかることもあります。 これを解決していくことで、より研究者のイメージに近い映像をつくることができます。 |
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ストーリーボードでの打ち合わせ内容を踏まえ、アニメーションのラフを作成します。 実際の動き、分子間の相互作用などを中心に情報の確認を進めます。 |
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修正を踏まえた完成版を提出します。必要に応じて、映像の長さや色味の調整を行います。 プレゼン時に解説を加えることを考慮し、該当部分を静止画にするなどのオプション編集も可能です。 制作期間の目安は、30 秒程度で2 週間、90秒程度で1か月間となります。 |
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※この企画は、株式会社リバネスと共同でおこないました。リバネスが発行している産学連携推進マガジン「BioGARAGE Vol.10」2011年9月号に、動画作成の一連の製作フローが紹介されています。
制作費
制作費を考えるのに重要なのは、CGアニメーションの時間的な長さよりも、どれだけのCGモデル、シーンが盛り込まれているかが、大きな要素になってきます。
例えば、上の骨芽細胞のCGアニメーションでは、構成から以下のような金額になります。
それぞれ映像の映像によって制作費はまちまちですが、ご依頼いただいた際に盛り込みたい内容がある程度決まっていれば、上記のような形で見積もりを作成可能です。
納期
お客様とのやりとりで大きく異なりますが、下記のようになることが多いです。
ストーリーボード制作・確定 | 10日 |
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CGアニメーション作成 | 1ヶ月 〜 1.5ヶ月 |