「神経学」というキーワードに37件の書籍がヒット - 専門書の杜 |
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瞳の奥に見えるもの - 読者の感想・意見 |
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読者の感想・意見から ここでは、読者の皆さんからいただいたメールの内容を紹介しています。皆さんもどんどんメールを送ってください。サイトのほうで紹介いたします。ほとんどの場合、サイトで紹介します。 |
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・メルマガ本文 「(赤ん坊の眼球運動による対象認知分析は)基本的には今回が初めてです。」 T.Y.さんのメールから >乳児の対象知覚を眼球運動によって明らかにする実験は1966年に >SalapatekとKessenによって行われているというのです。 「基本的には今回がはじめて」といった表現は確かに適切ではありませんでした。赤ん坊に対する対象認知分析は何も最近始まったばかりではなく、ご指摘のように、かなり以前から行われています。したがって、今回の実験が初めてだというのは適切な表現ではありませんでした。これを訂正させてください。 T.Y.さんのメールから >その実験の実験装置についてですが、重さの問題もClearしています。その方法 >は乳児を寝転ばせて上から特殊なカメラで撮影するという方法です。 重さの点では、この方法でクリアしているといえますね。ただ今回の実験方法の最大の意義は、長時間の実験観察が可能になったことにあるのだと、本文に登場したディック・アスリン教授は言っています。 ご紹介いただいた「寝転ばせてから特殊なカメラで撮影するという方法」で、長時間の観察が可能かという点は、自分自身勉強不足なもので、教えていただかないと分かりません。(本文でも紹介したように、赤ん坊がイヤイヤするので、カメラで瞳を長時間捕らえることが難しいと思うのですが、その点は克服できたのか、またできたのならどのような方法によって克服できたのかなどといった内容の疑問です。) ただ、今までこの種の実験で課題だったものの一つは、やはりこの長時間の観察が可能かという点であったとアスリン教授は言っています。 そこで今回のコラムでは、この点を強調してアスリン博士のグループの実験の新鮮さを書いたつもりでした。 しかし、これまでの実験方法との違いをあまり詳しく書かなかったことと、今回の実験がまるでまったく新しい分野であるかのように書いてしまったため、貴方の指摘する結果となってしまったことを、反省しております。 いずれにせよ、SalapatekとKessenの実験など、これまでの多くの実験を参考にしながら、今回のように新しいアプローチ方法を確立できたと思っております。 そして、今回のアプローチにより、より詳細な実験データが収集することができるようになり、この分野の発展に大きく貢献してくれるものだと信じています。 |
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