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シマウマの縞模様はどこからやってくる? 補足資料 |
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これまでいろいろとモデル的な話をしてきましたが、では、これで次に生まれてくるシマウマの縞模様やキリンの斑点を完全に予測することは可能なのでしょうか?やはり、それほど簡単には生きません。 というのも、これまでは話をわかりやすくするために、二つの定常状態しかない、つまり二価安定性を前提として話を進めてきましたが、実際は、3、4つ、それ以上の定常状態が存在しているのです。 ふたたびライフゲームの話を考えますが、仮にウサギとキツネだけという二価安定性ならば、規則正しい周期振動を繰り返します。しかし、そこにタカというもう一つの動物をいれると三価安定性になります。こうなると、今までのようなウサギとキツネの数の規則正しい周期振動は崩れはじめ、だんだんとぼやけた周期になり、いずれ二度と同じ振動を繰り返すことがなくなります。このようにカオスに落ち込むことがほとんどです。 太平洋のある魚の量は、カオス的な振動をしているはずですし、世界の経済の上下の理由も、似たような手法で説明されています 記事本文にもどる |
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