このサイトは現在、サイエンス・グラフィックス(株)が管理しています。
お問合せはこちらまで。

トップページ気になる科学ニュース調査


Contents
トップページ
バックナンバー
コラム投票
メルマガ登録

Service
私の気になる科学ニュース
科学ニュースヘッドライン(英語)

Information
サイトについて
掲示板
フィードバック


気になる科学ニュース調査 BIO TECH


過去の「気になる科学ニュース調査」から、ゲノム、幹細胞、遺伝子組み換え、バイオテクノロジー一般のものを集めてみました。

難病とたたかいを展開するナノマテリアル 1/12
ナノテクノロジーは医療や創薬の分野にも大きな影響を与え始めています。血管の中を宇宙船が進んでいく様子を想像するのはまだはやいですが、将来的にはそれに負けないくらいユニークな研究が世界中の進行しています。その中でもバッキーボールやデンドリマー、量子ドットといったナノマテリアルの活躍が期待されています。

バイオテロの可能な時代:最先端の攻防 10/13
生物兵器は、他のどの兵器とも違って感染し自己増殖します。それどころか遺伝子操作によってより毒性が強く死滅しにくくすることもできます。しかも遺伝子操作の「変装」によって、これまでのワクチンや抗生物質が効かなくなるだけではなく、はじめのうちは生物兵器に何が使われたか特定することさえできないかもしれません。そのため、これまでとは違った対応が必要になるのですが…。

プリオン病:死の病原体の足取りを追え 9/29
狂牛病やヤコブ病の病原体とされる変異プリオンは、ウィルスや細菌など従来の病原体とはずいぶん違った性質をもっています。なぜ遺伝物質を持たないタンパク質が伝染するのか、ましてや種の壁をこえて伝染するのかといったことに関しては、まだはっきりしないことが多いといえます。そういった状況で、どういった目的でどういった研究が行われているのでしょうか?

ポストゲノムの新しい方向性 システムバイオロジー9/15
 現在、ポストゲノムなどと騒がれ、さまざまな遺伝子やタンパク質の構造のデータベースが氾濫しています。ただし、このデータを創薬や医療などに利用するには、いくつものタンパク質の関わるシステム全体としての理解が欠かせないと言われています。しかしその具体的な方向性はあまり示されていません。そこで期待されているのがシステムバイオロジーなのです。

幹細胞: Here, There and Everywhere? 9/1
胚幹細胞は倫理的に難しいところがあるため、胚以外に幹細胞を探している科学者も少なくありません。そのため、毎週のように骨髄、脳、皮膚、肝臓などといった細胞から幹細胞が見つかったというニュースが流れています。しかし、結局のところ、大人の体からとれる幹細胞の可能性はどうなのでしょうか?

移住と風習とYとmt 8/25
Y染色体やミトコンドリアのDNAが受け継がれるとき、男女の性が重要になります。そのため他の遺伝子では分からない面白いことが分かることがあります。例えば、民族によって結婚の風習などはずいぶん違うわけですが、こういった文化の違いもY染色体やミトコンドリアのDNAにも違いとして刻み込まれているのです。少し言い方を変えれば、結婚の風習がDNAの多様性を決めるということにもなります。

失われた抗生物質に望みをつなぐナノチューブ 8/4
 ここ十数年の抗生物質と耐性菌の闘いはまるで不釣合いなトランプゲームのようでした。私たちのカードは限られているのに、細菌には「自然淘汰による進化」というジョーカーのようなカードがあるのです。けれど、今回新しく開発された抗生物質は、そのトランプゲームをよりフェアにするものとして期待されています。

fMRIごしに見える「考え中」の脳の場所 7/21
  ここ数年認識神経科学は、fMRIを利用して脳の活動領域をピンポイントで示すことができるようになりました。この技術は、この分野だけにおさまらず、精神病などの研究にも利用されるようになってきました。しかし、そんなfMRIにも克服すべき課題が残されていたのですが、最近になってその謎が明らかになりました。

クローン、遺伝子組み換えベビー等の失敗の共通点は? 7/14
  クローンに遺伝子組換えベビー、そして同性間での出産など、最近話題になっているこれらの問題すべてに共通しているのは、生殖は必ずしも1カップルの男女が必要とは限らないということです。核移植をする技術さえあれば、性やパートナー数にあまり意味はないかのようです。これらを個々の問題としてとらえ、どこまで安全でどこまで許せるかといった議論になることも少なくはありませんが、すべて遺伝子学上で、ある共通した問題を抱えていることも注目するべきでしょう。それは「刷り込み遺伝子」と呼ばれる特有な遺伝子の存在です。改めて、生殖医療技術を考え直す必要がでてきました。

ヒトゲノム・デバッグ 6/30
 ヒトに細菌と共通の遺伝子が100個以上も含まれている。いったいこれはどういうことでしょうか?この理由をめぐってさまざまな生物学者が議論を巻き起こしています。もっとも、この議論を一部の学者だけの争いだという人もいますが、実はこれと同じ内容が遺伝子組換え技術などの安全性を考える上でも重要になってくるのです。

ジャガイモから作ったクモの絹 - 遺伝子組換えの可能性 6/16
絹といえば、繊細でしとやかなイメージがついてまわりますが、それとは裏腹に、いずれ絹が防弾チョッキやパラシュートのストラップなど丈夫な繊維としても使われることになるかもしれません。しかも、絹の繊維に必要なのが、畑で栽培したジャガイモから採れるものだとしたら…。とってつけたような話ですが、5年後にはこのことを当たり前になっているのかもしれないのです。

ライフセーバーなスクリーンセーバーの裏側 6/2
昔はパソコンのモニターを画面焼けから守るのが役割だったスクリーンセーバーが、今後は人の命を救うことになるのかもしれません。SETI@homeなどに代表される分散コンピューティングを利用した、治療薬の開発やタンパク質の構造の解明のプロジェクトです。ただし、純粋な好奇心によるSETIの宇宙人探しのプロジェクトと違って、これらのプロジェクトの裏側には、ずっと複雑な背景があるのです。

生命の左利きの謎 5/19
  食卓に置かれた味の素を眺めること、地球上の生命がどこからやってきたかという疑問がわく。つながりが全然ないように見える味の素と生命の起源ですが、実はこの二つにはある共通した謎があります。いったい、この二つにはどのようなつながりがあるのでしょうか。

エイズの起源をめぐる争い 5/12
 現場に残された膨大な手がかりを結びつけていき最後に犯人へとたどりつく、まるで探偵のような手法でエイズの起源を追い詰めていく本があります。エドワード・フーパーの書いた"The River"という本です。当時、この本は科学者の関心をあつめただけではなく、もっと幅広い人の関心を集め、大きな議論をよびました。そして、2年がたった今、その議論はどこへと向かっているのでしょうか?

あなたの遺伝子は甘党? 5/5
 私たちはなぜ甘いものに理由もなく惹かれるのでしょうか?おいしいから?いいえ、それだけではありません。実は、その理由は私たちの体の奥底にある遺伝子に関係していたのです。

ヒトクローンに立ち込める暗雲 4/14
 ドリーが登場したときは明日にでもクローン人間が登場するかといった勢いでしたが、最近では科学者も、クローンで健康な動物を生み出すことは予想したより難しいと認識しなおしつつあります。

野菜が嫌いな別の理由 3/10
  対照的なのが果実部分でしょう。果実部分は動物に食べてもらって、種を別のところに運んでもらうという話で有名ですね。ただしあれは果実の部分の話で、野菜は食べられたくないのです。だから、「苦さ(まずさ)」をもって動物に食べられないように進化していったのです。

ゲノム・ウォーズ 2/20
 今の子供たちが、化学の周期表を学ぶころには、おそらくヒトゲノムの配列図も周期表と同じくらい基本的なものとなっていると考えられますが、そう考えるとヒトゲノムの配列図が特許化されているというのはおかしなことといえるでしょう。



このサイトは学術的なレポート制作を手助けするためのものです。
他にも多くのジャンルがあります。
よろしければトップへどうぞ。